メインメニュー
ダンボールコンポスト研究所
今月の花・野菜の種
対馬花図鑑
やまねこんのブログ
対馬の自然シリーズ
つしまやまねこ伝説
対馬の歌シリーズ
ログイン
ユーザー名:

パスワード:


パスワード紛失

トップ  >  第6回

 

         

 

第6回  対馬野生生物保護センター職員、鑪さんに聞く 平成9年10月15日

 保護センター職員の鑪さん(ーたたらーとお読みするそうです)に、ツシマヤマネコについてお話しをうかがいました。どうして動物園にいるツシマヤマネコに名前がついてないのかといったくだらない質問から、ツシマヤマネコ保護の現況などの真面目かつ深刻な話題まで、色々聞いております。
まず、名前について。動物園及び鹿児島大学に保護されているツシマヤマネコは、保護された時期の早い順から、それぞれNo1、No2、No3と番号で呼ばれているそうです。特定の固有名詞は原則としてつけないとの事。理由は、いずれ野生に還す時の為に、情が移らないようにとか、色々あるという事でした。尚、琉球大学の研究グループが発信機をつけて行動追跡しているツシマヤマネコ達には、グループの方々が愛情を込めて名前をつけているそうです。(もっぱらハリウッドの映画スターの名前が中心とか)
昨年の六月からこれまでに保護、捕獲された個体、及び死体で発見された個体のツシマヤマネコは、一例を除いてオスばかりでした。メスの方が警戒心が強いので罠にかかったりしないのかな、と思っていたのですが、やはりオスの方が活動範囲が広く、大胆に行動する傾向があるそうです。そういう意味で慎重なメスが交通事故に合いにくいのは喜ぶべきですが、当然捕獲も難しくなるわけで、世の中そううまくいかないものです。
最後に、もしも、私のような素人がツシマヤマネコを発見した場合の対処について。
・生きている場合
元気なツシマヤマネコだったら、普通はとっとと逃げてしまいます。大声を出したり、後を追いかけたりして、ヤマネコをおびえさせないで下さい。また、病気、怪我等で動けない状態であっても、その場を動かしたり、むやみに触ったりしないで、野生生物保護センター等に至急連絡して下さい。特にまだ生後間もない子猫などを人間が触ると、親猫は警戒して近寄らなくなります。幼猫の飼育は難しく、保護しても成長できない確率が高いので、母猫に還すのが一番なのです。子猫には絶対に触らないで下さい。
・死んでいる場合
状況にもよりますが、生きている時と同様、極力発見場所を動かさずに関係機関にご連絡下さい。
もし、不幸にして、車でツシマヤマネコをはねてしまったりした場合、天然記念物を毀損したという事でなんらかの刑事罰を受けると誤解されている方もいると思います。そんな事はありません。故意でない限り罰則はありませんので、事故が発生した時には速やかにご連絡下さい。即死でなければ、助かる可能性もあるのです。
貴重なツシマヤマネコの命を守るために、是非ご協力御願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成9年10月15日発行 やまねこプレス6号 やまねこ学校より抜粋

 

プリンタ用画面
友達に伝える
前
第5回
カテゴリートップ
つしまやまねこ伝説
次
第7回